事故や病気の事前対策
安全対策
盗難
1.置き引き
- 持ち物は常に体から離さない様注意する。
- フードコート、図書館、海水浴場などで、荷物を置いたままその場を離れない。
- 見知らぬ人物に話しかけられても、持ち物への注意を怠らない。
- 椅子の背もたれにバックなどを掛けない。
2.引ったくり・スリ
- 人気の無い場所を歩かない。常に周辺に注意を払い、不審者がいる場合は、近くの店に入る等、早目に対処する。
- 銀行やATMにて現金を引き出す時は、周りに不審者がいないか確認する。
- 治安が悪いと言われている地域には足を踏み入れない。
- 万が一、引ったくりにあっても、抵抗しない。引きずられて、大怪我をする場合がある。
3.強盗
- 人気の無い場所を歩かない。常に周辺に注意を払い、不審者がいる場合は、近くの店に入る等、早目に対処する。
- 夜の外出は控える。
- 治安が悪いと言われている地域には足を踏み入れない。
- 万が一、強盗に遭っても、身の安全を第一に考え、抵抗しない。
4.車上荒し
- 車内(トランク含む)に貴重品や荷物を置いたままその場を離れない。車を停める際には、周りに不審者がいないか注意を払う。
- 車から離れる場合は、例え短時間でも、必ず鍵を掛ける。
5.宿泊施設・自宅からの盗難
- 自宅には警備会社直轄のアラームを設置する。(賃貸の場合、事前に家主の許可が必要。
- 入居時には鍵を取り替える。(賃貸の場合、事前に家主の許可が必要。)
- 宿泊施設では、貴重品管理に十分気を配る。セーフティボックスに預けるか、それが不可能な場合は、常に携行する。
- ドミトリー形式の部屋では、全ての所持品の管理に気を配り、貴重品・電子機器等は常に携帯 する。
性犯罪
- 人気の無い場所を歩かない。
- 夜の外出は控える。やむを得ない場合、タクシーの利用等、安全確保に努める。
- 知らない人物が話しかけてきても、相手にしない。
- 不審者がいた場合、近くの店に逃げ込む、助けを求める等、早目に対処する。
- シェアメイト募集の広告を見ても、1人で部屋を見に行かない。
- 公園など、死角となる場所が多く存在する場所には、例え昼間でも足を踏み入れない。
- 可能な限り複数で行動する。
暴力行為
- 人気の無い場所を歩かない。
- 夜の外出は控える。
- 見知らぬ人物の誘いにのらない。
- 酔っ払いに近づかない。また、酔っ払いが集まる場所に行かない。
- 危険を察した場合、逃げる・助けを求める等、早目に対処する。
- 挑発的な発言をしない。
- 可能な限り複数で行動する。
旅行者が巻き込まれ易い事故
1.交通事故
- スピード、障害物、動物の飛び出しなどに注意する。
- 制限速度を守る。
- 長距離や郊外を運転する場合、出来るだけ夜を避ける。
- 必ずシートベルトを着用する。
- 運転中に携帯電話は使用しない。
- オーストラリアの交通法規を守る。下記参照。
州別の交通安全・交通規則情報
2.水難事故
- 海には、リップカレント(離岸流)という沖へ向かう強い流れがあり、表面的には穏やかに見えても、常に危険が存在する。海に入る場合は、ライフセーバーが監視しているビーチの安全区域内に限定する。安全区域外や人気の無い場所では絶対に海に入らない。 ビーチに立っている旗の見分け方・水難事故対策についてはこちら↓ https://beachsafe.org.au/
- 単独で海に入らない。
- 海況や体調を十分考慮し、ほんの少しでも不安や危険を感じた場合は、中止する。
その他トラブル
1.誤って他人の財物を破損
- 他人との財物の貸し借りは出来るだけ行わない。
- 間借りしている家においては、共有している財物の使用方法や取り扱いについて事前に十分 確認する。
- 他人より、身に覚えのない賠償請求や弁償を要求された場合、安易に責任を認める発言はしない。場合によっては加入保険会社や弁護士へ相談する。
2.金銭トラブル・詐欺
- 金銭の貸し借りは絶対に行わない。
- キャッシュカードやクレジットカードの管理には十分注意を払う。
- 上手い話を持ちかけられてものらない。
- 良く知らない人物を安易に信用しない。
- キャッシュカードで清算する場合、必ず金額を確認した上で署名を行い、控えを取っておく。
海外安全対策ページ http://www.mofa.go.jp/
州毎の安全情報は領事館のウェブサイトにてご確認下さい。
Sydney Consulate-General of Japan
Perth Consulate-General of Japan